sonic program の気ままプログラムから、Improvisation 2 迄を理想的な受講手順で進化を遂げられた方の生のアンケートです。ご参照下さい。

32時間集中Improvisation program 2 アンケート 

お名前(Mr.
K.O.) 年令(41才) 楽器(フレンチホルン
音楽歴(
クラシックではオペラ、ポピュラーではブラジル系を楽しんでいる。最近は後者の比率が高まっている。

1)improvisation 1 修了者のみが対象の improvisation 2 program の効果は如何でしたか?

[受講前]

取りあえずコードの流れに沿った演奏は出来ても、自らのオリジナリティーはImprovisation 1では要求されませんでした。

[受講後]

録音とプレイバックを繰り返して音楽に相応しい表現を求めた結果、必然性のある演奏が出来るようになりました。
開始当初は自分の演奏のつまらなさに愕然としたものです。

3)修了後、音楽的思考に変化はありましたか?

それまではコードを単なる音の積み重ねとして捉えていましたが、
実は横方向に眺めると作曲家の才能の現れであることに気付きました。
そのことを自覚して演奏が出来るようになると、自分の曲を作ることが楽しくなります。
既製のリアルブックにおいても、自作のイントロやエンディングが作れるようになりました。

4)プログラム 1レベル と 2レベル を比較するとしたら、どこが決定的に違うと感じられますか?

improvisation 1:

コードから変化音を解読し、自分で演奏してみて客観的に正解であれば合格でした。



improvisation 2:

Improvisation 1の内容から発展し、第三者に感銘を与えられる即興演奏であるかどうかが合格の基準となります。
どんな演奏がエラーに聞こえるかをまず研究し、段々と曲に相応しいストーリー展開を求めます。
音楽の世界に没入して休みなく30分も演奏した時もありました。


5)気ままプログラムから始められて、32hコード系、
そして32hイメージフィンガリング、インプロヴィゼーション1、2、と理想的な進化を修め登り詰められましたが、
その道筋を振り返られて思われる事がありましたらお願い致します。。

[気ままプログラム]

自由な演奏の入り口が意外に簡単なところにあったのに驚きでした。この段階では理論について触れませんでした。


[コード系]

譜面の正しい捉え方に始まり、移動ドのソルフェージュやキーボード演奏を通じてコードを覚えました。
コード進行を解読してのキーの判定、簡単なコードディクテーション、そして自力で曲のアナライズが出来るようになりました。
これらが32時間で出来たのに我ながら驚きでした。


[イメージフィンガリング]

曲をアナライズすると、同じ曲の中に複数のキーが存在することに気付きます。
キーシフトが心情の変化を表す手段の一つである以上、実際の演奏もキーによるばらつきがあったら困ります。
全てのキーを楽しく着実に演奏する訓練でした。


[Improvisation 1]

コード系の知識とイメージフィンガリングの技法を統合した演習でした。
曲ごとに目標が設定されているので無理なく取り組めます。
ここからマイナー系に取り組み始め、作曲家の微妙な心情変化を感じ取りました。


[Improvisation 2]

Improvisation 1で取り上げた曲を音楽的に演奏するための演習でした。
自分自身が作曲家の気持ちになることとライブで演奏するためのクォリティーが要求されました。
このプログラムを修了した現在、飛び入りとは言えどもライブで演奏しています。


6)最後にこのHPを閲覧されている方々にメッセージがありましたら宜しくお願い致します。

Improvisationは難しいものとして敬遠されがちですが、
客観的な到達目標と主観的な到達目標が明確にされているので無理なく取り組めます。
従来のやり方では間違いなく多くの落ちこぼれが発生してしまいます。
本当に多くの人々が音楽を楽しめるために、sonic solfa の手法はもっと知られて然るべきです。

これまでのsonicでの学習時間を合計したら132時間。
1日当たり4時間の学習だとしたらわずか33日。これって驚異的なスピードですよね。


有難うございました。沢村