32時間イメージフィンガリング・アプリケーションプログラム
お名前(Mr.T.S.)楽器(Alto Sax)音楽歴(15年)年齢(30才)お住まいの地域(神奈川県)
1)イメフィン・アプリはその名の通り、
イメフィンを修了し、コード系を修了された方が受講対象の応用プログラムです。
その実感はありましたか?
イメフィン・アプリでは変化音を使って創作や実験をすることに重きが置かれています。
そのため、
特にイメフィンで取り組んだ内容が基礎としてしっかりしていないと、
創作まで十分に意識を向けることができないなと思うことが多々ありました。
そういった意味で、基礎があった上での応用編なんだという実感はありました。
2)アプリの発想は根本的に従来のパターン練習とは大きく異なります。
その点について考察がありましたらお聞かせ下さい。
従来のパターン練習も、その音使いの質感を自分なりに噛み砕いて、そこから発展させられれば有用だと思います。
ただ、そこまで深く考えなくても、なんとなくでも練習できてしまうので、
覚えたパターンをそのままコードに当てはめたり、
応用できなかったりといった事態になり易いのかなと思います。
このプログラムでは、なんとなくでは演奏することができません。
なんとなく演奏してしまうと、ただのエラーにしか聴こえないからです。
そこには明確なビジョンや音に対するイメージの強さが求められます。
根本的に違うのはそういった部分ではないかなと思います。
3)あらゆる曲に対応する目的で創られたという実感はこれから色々な曲に遭遇した時に解ると思います。
イメフィンをアプリした発想は如何でしたか?
イメフィンは、頭に描いた音、レッスンでは紙に書かれた音でしたが、
それをその通りにアウトプットするトレーニングをします。
逆に言うと、音が合ってさえいれば、音へのイメージが仮に弱くても合格にはなります。
一方アプリでは、「イメージする」という部分の強さが求められます。
弱ければエラーにしか聴こえないので自覚できますし、強ければ自身で納得、実感できるようになっていて、
とても合理的かつ効果的なトレーニング方法だなと思いました。
4)各キーにつき4分程の長いオケは実際の曲の演奏の長さとその伴奏の変化を重視したものです。如何でしたか?
オケはそれぞれ4~5分くらいでした。 その間ずっと創作し続ける、
または次々と違うことを実験し続けるのはかなり消耗します。
コード的にはずっとII-V-Iの繰り返しなので、もし伴奏に全然変化がなかったら耐えられなかったと思います(笑)
伴奏の変化に合わせて発想を変化させながら取り組めたか、と言われると、
無意識に変化させていた部分がもしかしたらあったかもしれませんが、そこまで意識を向ける余裕はありませんでした。