遠距離プログラム・音楽理論レッスン

『カリキュラムの完璧さに驚きました』

お名前 Mr.A 年齢 34才
学校 / ご職業 会社員 お住まい 大阪
受講レッスン コード系プログラム 専攻 キーボード
音楽歴、音楽活動等 音楽歴28年
このコースを知ったきっかけ
(インターネット)
1)sonic を受けてみて最初の印象はどうでしたか?
 
きちんとしたカリキュラムを持つ教育機関、教育者を探し求めた結果sonicにたどり着きましたが、その期待を裏切るどころかカリキュラムの完璧さに驚きました。生徒がどんなレベルであろうとそれに対応するトレーニングが用意されており、それは逆に言えば用意されたトレーニングのうち個々に必要な部分だけをやればいいということです。個々に必要な部分は百人十色ということを考えると、カリキュラムが完璧であるためにはその内容が膨大であることを想像せずにはいられませんでした。算数で言えば公文式のようなものを恐らくほとんど独りで作られたのですから、その執念(熱意?)たるや凄まじいものがあることを、わずか2時間の間に感じることができました。
2)sonic を受けてみて、今迄出来なかった事が出来る様になりましたか?
 
今迄漠然としていた音楽の捉え方に一つの方向性を持てるようになったということがsonicで得た最大の収穫です。これこそが生徒に最も必要なものなのではないかと思います。実際の演奏において出来るようになるためにはその収穫をむしろ今後どれだけ活かしていくかにかかっていると思います。
{Before} 受講する前はどれ位のレベルでしたか?
 
「感じるままに」演奏することができないので仕方なく「考える」ことに力を借りていました。また唱う(特にアドリブ演奏と同時に唱う)ことが全然楽しくありませんでした。
{ After } 修了時にはどの位の成果がありましたか?
 
音楽を様々な角度から解釈したり楽しんだりすることによって、移動ド唱法が単に階名で唱うというだけでなく様々な解釈を内包するものとして音楽を「感じる」可能性を持つ方法であるということがわかり、その楽しさを実感することができました。これを前提としてこそ実際の演奏における成果があるのだと思います。
3)sonic を受けてみて従来(以前音楽を習った学校等)の学習法と違うと思いますか?
 
特に最初のうちは全然違います。
4)何処が違うと思いますか?
 
カリキュラム:専門学校は生徒や教師の個人差を理由に具体的なカリキュラムを持たずに臨機応変に教えますが、sonicは万人に対応できる内容量のカリキュラムを持っています。
 
音楽の捉え方:専門学校は「音楽性は自分自身で培うもの」として音楽の楽しさや感じ方を具体的に指導しません。「もっと楽しんで、感じて」という精神論ではなくきちんとした方法論が必要なのに、「感じる」ことがあたりまえに育った恵まれた人は「方法」という言葉すら勘違いだと考えているようなところがあります。「感じる」ための方法論を生徒が持とうとすることは確かに勘違いかもしれませんが、先生が生徒を指導するための方法論を持つ必要がないと考えることこそ勘違いだと思います。教えるという行為が没個性的な結果をもたらすと考えていて、学校の存在事体の矛盾をかかえているのです。従って「感じる」ことがどうしてもできない生徒は「感性が足りない」というレッテルを貼られて終わってしまいます。そのような人がそのような環境にいる限り、たとえそこから先に進むことができたとしても、そのレッテルを貼った人との距離が縮まることは永遠にないのです。sonicは音楽を楽しみ、感じることを体感するに終始すると言ってもいい程です。それができるのはsonicが唯一無二のメソッドを持っているからです。
 
音楽理論:専門学校では演奏と音楽理論を並行して学習していきますが、sonicでは理論がかえって進歩の妨げになります。
5)sonic を受けてみて全体の感想は如何ですか?
 
概観するのは難しいので他の項目においてお答えさせていただきたいと思います。ご容赦下さい。
6)開発者の沢村満についての第一印象はどうでしたか?
 
理知的で穏やかな感じでした。しかし最初のレッスンが終わってからカリキュラムの凄まじさを振り返るにつけ、またレッスンが進むにつれて妥協を許さないご指導をいただくにつけ、穏やかさの中に情熱を秘めていることを感じました。
7)終えて暫く経ってからのsonic はどの様な印象ですか?
 
他の項目においてお答えさせていただいた内容と変わらないと思います。sonicで得た収穫をさらに充実させることと、実際の演奏においてそれを発揮していく段階に進んでいくことを楽しみにしています。
8)これから受けてみようと思っている人々へのメッセージをお願いします。
 
sonicにおいて自分のこだわりが個性として発揮される可能性がある反面、特に受講当初はこだわりを捨てきれないことが進歩の妨げとなる場合もあります。音楽歴が長い人程そのあたりのバランスをとるのが難しいと思います。逆に音楽知識ゼロの人はsonicを効果的に受講できると思います。
特にホームページから入学されたsonic club の方々へ
9)ネットは相手に直接会う事が出来ないので、なかなか応募を決意するには勇気が必要だったと思います。その点はどの様に克服されたのですか?
 
sonicのようなメソッドが少なくとも日本では他に見当たらないので、正直言ってホームページの内容に信憑性があるかとか先生がどんな方だろうかというのは二の次でした。すみません。ただメールで丁寧に対応していただいたからこそ受講に至ったのかもしれません。
10)メールの対応は適切でしたか?
 
大変丁寧に対応して下さったという意味で適切でした。
sonicが自分に適しているかどうか(メリットがあるか)という観点からは、受講の決め手として具体的なレッスン内容を知りたかったのですが、sonicの基本的なコンセプトを抽象的に理解するに留まりました。細かいことを気にするのはかえって有害なことなのかもしれませんし、個人差があるためレッスン内容を一概には説明できないということがあるのかもしれません。 逆に自分がsonicに適しているか(受け入れられるか)という観点からは(どちらの観点から見ても結局は同じことになるのかもしれませんが)十分に吟味(審査?)していただいたような印象を受けます。無意味なレッスンを受けてかえって時間の無駄にならないようにとのご配慮からだと思います。正直言って「あなたは受講の対象にはなりません」と言われたらどうしようかと不安と焦燥の日々を送りました。
11)メールでの対応と直接初めて御会いした時のギャップはありましたか?
 
初めてお会いした時の第一印象はメールでの印象通りでした。今にして思えば先生の理知的なところ、穏やかさの中に妥協を許さない厳しさを備えているところを半分意識的に感じながらメールのやりとりをしていたように思います。ただ僕に限ってのことかもしれませんが、メールでの対応から判断できるのはせいぜい実際の人物像と矛盾しないかどうかというレベルまでと考えたほうがいいと思っています。そのレベルを超えて勝手な想像をしてしまうのが人情ですから怖いものだと思います。
12)ホームページの内容と実際に授業を受けた感想はどうでしたか?
 
sonicのメソッドが従来の方法と異なるユニークなものであるという点でホームページの内容に嘘偽りがないばかりかその完璧さに驚嘆しました。
 
ただホームページに受講の感想として「ひたすらやるという感じでした」という箇所があったので、レッスン中はもちろん家に帰ってからも山のような課題をこなしていくようなレッスンを期待していましたが、少なくとも僕の場合はそういうことではなかったようです。先生には「課題が不足だと言うがやるべきことはあるはず」という趣旨のご指導を受けましたが、なかなか難しかったです。
 
またsonicは魔法ではありませんから(実際魔法のようなものだと思いますが敢えてそう表現します)ただレッスンを受けさえすれば自由な音楽表現ができるようになるというわけではないと思います。繰り返しになりますが、僕の場合は音楽の捉え方に一つの方向性を持てるようになったということがsonicで得た最大の収穫で、実際の演奏において目に見える(耳に聴こえる)成果を実感するのはむしろ今後のことだと思います。僕にとってはかけがえのない収穫でしたが、レッスン期間中に何もかもできるようになると思った人はホームページの内容とレッスン内容のギャップを感じるかもしれません。
13)世界最先端の圧縮技術による世界で最も短期間に経済的にマスターするメソッドで従来の教授法とはその発想とプロセスのアプローチが全く異なる事がホームページキャッチとなっていますが、この点についての実感はありましたか?
 
全くそのとおりだと実感しました。「短期間に経済的に」という点についての勝手な希望としては、音楽歴が長く融通が利かなくなっている人にもsonic受講の道があれば素晴らしいと思います。僕の場合レッスン期間事体はそれ程長くありませんでしたが、諸処の事情もあってリサーチメールからの準備期間を含めるとかなり長い間楽器の演奏どころか音楽そのものから離れ、レッスン期間中も余計なことをしない努力をしてsonic修了にこぎつけました。ややもすれば「短期間に経済的に」という原則から大きく外れてしまう可能性がありました。
それまで音楽に費やした時間が多い程それを忘却する時間も多くとらなくてはならない(その時間は思う存分勝手に音楽をするというわけにはいかないので焦る気持ちを克服しなければなりません)ことは本人にとっては苦痛でした。しかしそういうことがあってこそのsonicなのかもしれません。
14)sonic system は如何に短期間で確実に奥深い音楽をインストールできるか?の研究は御陰様で Ver.13 と進化しています。これから学問の分野を問わず、学習する事の意味が知識情報の圧縮と、その見方が変わって行く事でしょう。sonic は世界に先駆けて音楽の分野でそれを達成する使命を持ちながら、従来の学習法で伸び悩んでいる人々を一人でも多く、その不自由さから自由な直感へ導きたいと願っています。この発想の元に生まれたsonic solfa music method TM. を実際に修得された皆様は、このコロンブスの卵的な逆の発想メソッドをどう思われましたか?
 
「自由な直感」を得る機会を逸した多くの人が、その機会を与える術を持たない教育機関で結果的に音楽家の飯を食わせるだけの役割をさせられています。sonicはそんな人々にとっての福音です。福音を授かる機会を与えていただいた沢村先生に大変感謝しています。これからもこの類い稀なる奇跡を迷える子羊達の上に注いでいかれることをお祈りしています。

貴重なアンケートメールをどうも有り難うございました。沢村満