ホルン・アドリブ・レッスン

『音楽の楽しさとその表現に必要な技法が実感出来ます』

お名前 Mr. K.O. 年齢 40
学校 / ご職業 - お住まい
受講レッスン Improvisation program 1 専攻 フレンチホルン
音楽歴、音楽活動等 28年。現在はオペラとジャズを楽しんでいる
1)カバーしたレパートリーの曲名は何でしたか?
Green Dolphin Street
The Days of Wine & Roses
All the Things You Are
The Girl from Ipanema
Autumn Leaves
Autumn in New York
これ以外にも気ままコースやコード系で取り上げた楽曲も1曲ずつ演奏しました。上記のものも含めて8曲取り上げたことになります。これならライブの1セットを余裕を持ってこなせるかも。
2)Improv.1プログラム の効果は如何でしたか?
[受講前]
コード系とイメージフィンガリングは習ったけど実際のナンバーでどのように活かすのかいまいち見当がつきませんでした。
[受講後]
難易度順に取り組んだため自力でアナライズすることに挫折することがありませんでした。イメージフィンガリングで12のキーに慣れ親しんだのでキーシフトが思った以上にうまくいきました。見事に2つのコースの内容が融合されて音楽作りが楽しくなりました。
3)コード系修了当時の音楽的思考とImprov.1 を終えた後の音楽的思考に変化はありましたか?
今回のコースを修了したことにより、音楽のストーリーがより実感出来ました。その結果次に演奏したい音が自然に浮かぶようになりました。パズルを解くように次の音を探していたことから一歩前進しました。
4)難易度順に体感した事についての意味合いを如何、お感じになられましたか?
必ずしも万人に当てはまるわけではないですが、私の感じたことを曲順に書きます。
[Green Dolphin Street]
2つのキーを滑らかにシフトさせることに焦点を置きました。
[The Days of Wine & Roses]
キーシフトはともかく、あらゆる変化音の種類を体感しました。
[All the Things You Are]
ここでキーの数は5つとなりました。変化音よりはキーによる表情の違いを楽しみました。実はこれが一番やりたかったナンバーです。
[The Girl from Ipanema]
キーの数が多いという点では前者と同様ですが、曲のストーリーに則ってキーを判別することを学びました。
[Autumn Leaves]
ここからマイナーと言われるナンバーに突入しました。作者が記録した心の明暗を読み取る入門篇でした。裏を返せば、マイナー曲と言えども100%暗いわけではありません。
[Autumn in New York]
前者に比べてキーシフトが増えました。ストーリー性もより要求されました。

このように到達目標を明確にすることにより、無理なくレパートリーを増やすことが出来ました。当初は2曲で精一杯と思っていましたが、まさかここまでこなすとは思いませんでした。
5)総合的な感想は如何でしたか?
コード系の学習を畳の上の水練で終わらせてはもったいないです。イメージフィンガリングは実際の楽曲に活かしてこそ価値があります。Improvisationになって音楽の楽しさとその表現に必要な技法が実感出来ます。
6)このプログラムの受講対象は基本的に、気ままプログラム「自由にアドリブが出来る為の手順を体感しよう」を修了し、コード系プログラムを修了された方々です。これから受講を希望される方々へのメッセージを宜しくお願い致します。
Improvisationに限らず、sonicのコースは 1)いつ 2)何を 3)どのように やるかが明確にされています。そこが巷のレッスンとの最大の違いです。先生につくこと自体で自分自身が安心してしまい、結局得るものがほとんどなかったというケースが多い中、ジャンルを問わず受講する価値があります。私自身improvisationは全く見当のつかない世界でしたが、然るべき手順の学習のおかげで上記の成果を残すことが出来ました。
少しでも興味があればやってみましょう。自己の目標を明確に伝えれば必ず明確な答えが返ってきます。

貴重なアンケートメールをどうも有り難うございました。沢村満