サックスImage fingering・レッスン

『目標への最短トレーニングだと思いました』

お名前 Mr.渡辺てつ 年齢
学校 / ご職業 日本大学文理学部哲学科卒 お住まい
受講レッスン イメージフィンガーリングプログラム 専攻 アルトサックス
音楽歴、音楽活動等 音楽家、プロ歴11年
1)従来の教則本だと不可能だった事が沢山あります。譜面での訓練はその練習量に限界があり現実的ではありません。教則本を持っているだけでやった様な気持ちになったりもします。Image fingeringは練習成果を詳細に管理しながらその不可能なところを超現実的に最も効率良い手法で克服するチャートです。実感がありましたらまず全体的な感想をお願いします。
「思った音を吹ける」のがアドリブの核心ですから、それが身につく練習方法が必要です。Image fingeringは「思った音を吹く」ことだけに特化した、目標への最短のトレーニングだと思いました。教則本によるトレーニングもその目標に向かったものではありますが、習得までの時間的に問題があります。キー別にシンプルに整理されたImage fingeringならば余計な情報が無いので効率が良いと思いました。
2)Image fingeringと名付けた由来について推測して下さい。
Image fingeringの内容ですが、紙を見ながら、12キーでそれを吹いていき、 だんだんテンポをあげてゆく、という内容です。当然苦手なキーは何十回、何百回やっても出来ないということが出てきます。それができる瞬間というのが、イメージのみでやった時なのです。 つまり、できないのは「指が動かない」のが主な原因だと考えて何十回もハマってしまうのですが、それが出来るようになる為には指の事を考えてはいけません。。。(笑)。紙に書いてあるものをその通りに指を動かすのではなく、その通りに「歌う」「イメージする」ことが大事なんです。そしてそれが出来たとき、すなわち指の事などの一切の雑念を忘れて一心に歌いきった時にのみ、気がついたら譜面の最後まで吹けていた、というのがイコールImage fingeringです。子供は思った音=イメージした音を「声帯」で歌います。それをサックスでやろうよ、という話です。思った音ではなく、思った感情といったほうが良いでしょうか。
3)出来なかった事が Image fingering で出来る様になった事を思い付いたまま箇条書きにしてお願いします。
●アドリブが楽になった。楽しくなった。というかもう音楽から離れられないくらい楽しくなった。 ●以前より、音の世界に入り込めるようになった。今は演奏中、そこには音と感情しかありません。 ●少ない音でもアドリブが楽しめるようになった。 ●転調の多い曲や手のでなかった曲にも、練習に取り組めるようになった。
4)殆どの人がこのAll key(全12調)で吹ける叉は弾ける技術が無い為に自由に演奏が出来ないストレスを抱えています。これから受講を検討されている方々にメッセージをお願いします。
そうですね〜。。僕も12キーでやるのは正直面倒くさくて、ずっと放置してたんです(笑)。セッションや自分のバンドでやる曲の練習だけでいいじゃん、ってね。あと、基礎練習や教則本をかたっぱしからさらうので時間的に余裕もなかったので。そう、僕は独学なので教則本をかたっぱしからやっていたんです。しかしちょっとミュージシャンと話しをするとみんな「12キーで練習したほうがいーよ、いずれやる事になるんだから(笑)」って言うんです。土岐英史さんやビル・ワトラス、ゲイリー・バーツ氏などなど。。。みんな同じ事を言ってた。あぁこれはいつかやらなきゃなぁと思いつつ、他の練習をしていました。でもそれだと困るのが転調の多い曲。スタンダードならSTELLA BY STARLIGHTとかALL THE THINGS YOU AREとかCHEROKEEとか。全部好きでライブでは良くやっていたけど、ストレスはそれなりにありましたね、「あ〜くそー、思い通りに指が動かない!」みたいな。。。あとは自分とか人の創ったオリジナル曲。やっぱり転調の曲とかは習得に並々ならぬ練習量が必要でした。Image fingeringをやってからはその練習量が減りましたね(減ったといっても一曲を把握するのは大変なことですが!)。なぜ練習量が減るのかといえば、sonicで先に沢山間違えをするからです。沢山沢山間違えて、ライブで間違えるのをやめようという発想です。思った音をすぐに出せるという、音楽の基礎であり一番難しいところを徹底的にやるので、やった後はいろんな悩み事が解決していました。お勧めです。
5)論理と方法論を明確に区別して音楽のツールの仕組みを知り、主観と客観を明確にする事で学習者の潜在能力を非破壊のまま学習を進化して行く超合理主義の理念について、気が付かれた事がありましたらお願いします。
論理はあとから生まれて来るものだし人間が創ったもの(特に音楽においては)なので、まずは音楽を生み出す事が優先です。それを生み出す為には?思った通りの演奏をする為には?という方法に的をしぼっているので、一人一人にしかない可能性を伸ばす事に特化しています。 渡された譜面に対して、こう歌ったほうが良いという話題ではなく、あなたならどう歌う?という話題です。そしてそれを歌う前にまず吹けなきゃ!と思ってImage fingeringに臨んだのですが、結果としては歌う事と吹けることは一緒だということを学んで帰ってきました。歌えないものは、吹けない。吹けても、歌っていない。つまり音楽ってもの自体がもともと超主観的なものだしプライベートなものなので、それを軸にしてレッスンをするのは無理って事です。簡単に言うならば、「音楽は教えられない」。レッスンの現場には「できるか、できなか」というトレーニングの手法が理想です。主観を軸にしたレッスンは音楽論とか価値観の問題、師匠と弟子の人間関係の問題が大きくなってきますから、レッスンの成果には直接的ではなく、間接的だという言い方もできるのです。「師匠のプレイが素晴らしいから俺も頑張る!」って事です。そういう方法は音楽を学ぶ、つまりイメージを養うのにはうってつけで、大切な事です。そしてその後、培ったイメージを無意識に楽器を通して歌う方法にみんな悩まされます。Image fingeringはそれを「できるようにする」効率的なツールだと思いました。このような「できるようになる!」事に主眼をおいたトレーニングが、絶対必要なのです!(僕みたいに、できない人には)。
6)最後に一言ありましたら宜しくお願いします。
Image fingeringを終えてからというもの、1音1音により入魂できるようになり以前にも増して楽しい音楽生活を送っています。音楽の本質に関する一番大切な事を学びました。それは、音楽はイメージなんだなー、って事です。そしてイメージして出した音、いや、今となってはこの表現はおかしいですね。イメージした瞬間に音は出ているのですから。。あ、話がそれましたね。イメージ通りの音っていうのは感情が凄く入っちゃいますね。かっこいいフレーズを知らなくても最高の音楽が出来るんだ、という事を知っただけで、最大の宝です。 音楽を学ぶ際に最初にこういう事を教えてくれてたらなぁ、と思います。権威的で多大な労力を費やした割にはうまくならない、うまくなっても楽しめない、楽しんではいるけどお客さんに良かったよと言われてもイマイチ自身が無い、つねに悩んでいる、そういう人達がオトナになってまた音楽を権威的に教える。。。子供ができないと怒りだす。。。。そんな音楽の教育現場に疑念を感じます。みんな良い感情になりたくて、自由を求めて音楽したいわけですから。。。音楽がハッピーなものだっていう認知度が低い現在の社会を見ると、まだ「音楽的原始時代」なんだな、なんて思います(笑)。そんな中で、どこまで遊び続けられるかトライしてみるつもりです。

貴重なアンケートメールをどうも有り難うございました。沢村満