お名前 | Mr.Y.M. | 年齢 | 35才 |
学校 / ご職業 | 文系大学 / 会社員 | お住まい | 東京 |
受講レッスン | イヤートレーニングプログラム | 専攻 | アップライトベース |
音楽歴、音楽活動等 | 10年 |
一般的な音感トレーニングを受けた事がないので、『聴覚トレーニングに邪魔な視覚機能を必要とする従来の五線譜を排除した現実主義トレーニングは如何でしたか?』の問いには答える事は難しいです。
視覚機能が聴覚トレーニングの邪魔になるかは私には現状では判断出来ませんが、イヤートレーニングを受講して最初に、そして予想外の効果が出たのはリズム感に関してです。
主にジャズを演奏していますが、ウォーキングベースの際に、どうしても走ってしまう・テンポが上がって来てしまうのが、長らく大きな悩みの一つでした。
一般的に流布している練習方法として、拍の裏や一拍半ごとにメトロノームを鳴らして4ビートを弾くというものがありますが、私には効果ありませんでした。
しかし、Sonicである程度レッスンを進めて行くうちに、一定の安定したテンポで4ビートを弾ける様になって来たのが、大きな驚きでした。
また、メロディー創作の際にシンコペーションの歌い方でもかなり鍛えられるので、リズム感の改善と共に、読譜の基礎固めにとても効果を感じました。
イヤートレーニング中には沢山、と言よりも、まさに大量の様々な組み合わせの音を聴き、そして歌います。
その過程で、限られた音数でも、組み合わせ方によってこんなに綺麗なメロディーになるんだ、と言う事を何度も発見しました。
クリエイティブファイルにおいて、自分でメロディーを創作する際に、その大量に聴き、歌った音の組み合わせが、自分自身の美的感覚のフィルターを通して、メロディーとなって滲み出てきます。
シンプルなドレミファソラシドでこれだけ美しいメロディーを構築できる事を発見出来るイヤートレーニングは、
アドリブの際にコピーしたありがちなフレーズばかり出てしまう方にとって、単なる耳の訓練としての意味合いだけでなく、マンネリ打破の有効な手段だとしても、是非オススメしたいです。
貴重なアンケートメールをどうも有り難うございました。沢村満