Image fingering・レッスン

『必須のスキルが身につきます。』

お名前 anonymous 年齢 -
学校 / ご職業 - お住まい
受講レッスン イメージフィンガーリング 専攻 sax
音楽歴、音楽活動等
1)イメージフィンガーリングプログラムの効果は如何でしたでしょ うか?
詩や絵画を創作する時、伝えたいことが何も無いのに文字を並べたり、 イメージが全く無いのに描くことなど出来ません。 しかし音楽、特にインプロビゼーションにおいては、何となくそういう ことが出来てしまう。

指に覚えこませたフレーズやスケールを駆使して延々と音を紡ぎ、演奏 テクニックで聴
く人を圧倒するプレイヤーも沢山いるのかもしれないけれど、目的も無く発せられた音の羅列はどこか退屈で、人の心に響かない、と私は思います。

sonicではそんな演奏に陥らず音楽で自分の気持ちを表現できるよう に、移動ドの階名でメロディを唄うことを実践しますが、頭の中で唄っ たメロディをその通りに楽器で鳴らすというのは1つの大きな壁です。 せっかく良いフレーズが浮かんで唄えても楽器を持つと指が固まってし まったら表現に至らない。

イメージフィンガリングはそんな悩みを解決すべく「思った音を思った 瞬間に、思い通りのイメージで」奏でられるようになる為に開発された プログラムで、本当に「丸暗記の熟語・慣用句」ではない「自分のことば」を発音することが出来るようになります。

まさに「楽器で自分のうたを歌いたい」と思っていた私にとって、イメフィンは最強の味方となりました。

12のキーをまんべんなく出来るようになるまで特訓するため、どんなキーの曲にも、
転調が多い複雑な曲にも対応できる実力がつきます。

2)譜面を全く使わないこのChartの発想と、従来の五線譜を使った教則本との違いについて何か感じられる処がありましたらお願いします。
五線譜を使った教則本では、
固定ドで読むか移動ドで読むかの選択が個人に任せられます。

五線譜の固定ド読みだと、書かれている音を実感できないまま音を出すので単なる指の訓練にしかならず、どれだけ譜面を練習しても意のままに音を奏でることは出来ないでしょう。

五線譜の移動ド読みだと、まず書かれている音符を移動ドの階名に読み直すという作業を頭の中でやって初めて出すべき音が自分の中で唄える(鳴る)ということになる。それからやっと運指のことを考えるわけで す。

それを1音1音地道にやるとなると意識が譜面と楽器の間を絶えず行っ たり来たりしなければならず、
感覚的に楽器を操作できるようになるま でには膨大な努力と時間を要するでしょう。

イメージフィンガリングchartは階名しか使わない為、見た瞬間 に「鳴る」。目から入ってきた情報が楽器から音となって出るまでの過程がとてもシンプルです。

このプログラムはコード系で理論を学んでから受講する場合が多いのかもしれませんが、たとえば理論を全く知らない状態で小学生くらいの子が取り組んでも素晴らしい成果を上げられるのではと思う程、感覚的に 出来る内容です。

余計な思考にエネルギーを費やす必要がなく、鳴った音を楽器に伝える(指が動く)までのタイムラグをできる限り短縮することに集中できます。

結果的には、最小限の労力と時間で感じるままに自由に音を奏でるというアドリブ・作曲に必須のスキルが身につきます。

3)最後にこのプログラムにご興味を持って頂いている方々にメッ セージがありましたらよろしくお願い致します。

独学で12キーをマスターするには相当な根気がいるので、ともすると挫折しがちです。

しかしこのプログラムを受講すると不思議なくらい「これはもう、とことんやるっきゃない」とヤル気になります。 初めは反射神経を鍛える体育会系トレーニングですが、次第に表現力を磨くための内容も盛り込まれていきます。
修了した時には音楽を楽器を今よりもっともっと好きになっている自分がいる筈です。

貴重な体験談をどうも有り難うございました。沢村満