急進化するイヤートレーニング

コード系と肩を並べた五線譜を使わないイヤートレーニングの進化

Oh my God ! ウイルス検索とドリフト免疫治療Ver.43

私を含めて、幼いころから音楽教育を受けて、音感が良くなってしまったタイプの人間は、音が聞こえてくる。即ち、階名で聴こえて来てしまう訳です。。

勿論、従来の音楽教育で育った私は、固定ドで育ちました。が、
Berkleeでジャズ理論を学習する際に必須の移動ド(調号のついた音楽を解読したり、演奏したりする為に必要な音感)を17歳になってから本格的に学習しました。
移動ドは、12種類の高さでドレミを感じながら歌うので、ドの高さが12種類の高さに移動するところから「移動ド」といいます。

音感の良い人は、前に説明した様に音が直接、ドレミ〜で聴こえて来てしまうので、エラーというものが存在しません。Sonicではこの様にネイティブに相対音感がある人=ドレミ〜の音当てにエラーが存在しない=考えず、探らず、本能で音が言い当てられる迄訓練します。

現在Ver.43に進化したその手法と理念とは、

「ウイルス検索」

音を聴き間違える=音感がある人から見るとそれはウイルスの様な、感覚を害する原因。 ウイルス検索=体内からそのウイルスを検出するチャート。沢山の音をリアルタイムに歌って行きエラーした音と状況調査、とそのエラー頻度を記録します。

沢山そのデータが集まると判断するに値する、真のエラーの原因=退治しなければならないウイルス、毒と言っても良いでしょう。その毒を治療する為の優先順位が決まります。

優先順位は毒素が強いものから徹底的に除去します。

「免疫治療」

エラー頻度とその状況を把握し、更にエラーを誘発する様に、オーダーメイドのチャートを作成して、エラーをしなくなるまで徹底的に修復します。

「V.43の進化した修復法」

本能で音が言い当てられる様に、ドリフトを行います。F1レーサーがレースの前にタイヤを路面に密着させる為にジグザグ走行で一往復するのに似ているところからこの名が付きました。最初は注意深く聴こえた音を歌う=これは従来の音感教育と同じです。が、このレベルではお勉強が出来るに留まり、実際のリアルタイムの仕事や直感には使えません。それを本能で言い当てるしかない状況にします。これは試験管を攪拌装置に掛けるのに、似ています。理性と本能を分離します。音感は理性ではなく本能である事それにはスピードの加速が必要である事を思いつき、このチャートVer.43を考案してから、受講生の悩みの奥深くに潜む鈍感な感覚を研ぎ澄ます事が出来る様になり、とても好評で今では面白い!と言って人気です。訓練はミッションを達成する為にあり、過酷なミッションをいかに楽しくやれるか!?はコーチの腕如何に由ります。Sonicのイヤートレーニングもコード系プログラムと肩を並べて、面白いミッションゲームとして笑いが絶えない充実した成果のある時間を提供しています。

「All Key Catch Chart & Trap Game 」

相対音感がある様で、音が思う様に採れない症状に多く見られる原因は、音楽のキーに入り込む意識が足りない事です。聴こえた瞬間、その調の音楽になりきる意識が無いと、音が出たとたんに気遅れし、相対音感のバランスが崩れます。このゲームはいち早くキーをキャッチする為の自宅用トレーニングで、ウイルス検索をした後に、苦手なキーとエラーが多い音のみで作られた音源をオーダーメイドで作成して日常聴いたり、気が向いた時に音採りゲームが出来る様に考案されました。自身のエラーのみで構成されたトレーニングチャートなので、全く無駄が無く、自然に弱いところが修復出来る様に工夫されています。

驚くべき必殺エンドレスゲーム誕生!

ホームワークでなく、お家で楽しめるゲームです。
{Catch the virus }

音感のある人とは、無い人とは、

音を聴いて一度その残像をなんとなく記憶してから階名に直してそして紙に書く様な手順を踏んではいませんか?それは音感とは言いません。

音感がある人とは、音がそのまま階名で聴こえてしまう人の事を言います。 音にリアルタイムで反応出来る人を音感のある人と言います。一度脳に記憶させ、そしてそれを考えながら階名に置き換える作業が必要な方は感覚とは言えない訳です。

考えるというプロセスが音楽の直感を妨げます。
sonicではリアルタイムに反応出来るネイティブな音感になる迄訓練します。

ネイティブに反応出来ない原因は、
聴こえたキーのモチベーションをリアルタイムでキャッチし、直ぐに自分のモチベーションをそれと同化させるチューンに慣れていないこと、 そして、各音に対する経験データの不足が大きな原因です。

Sonic はネイティブな相対音感(=音感のある人にとってはこれが健康な状態)になるまで徹底的に訓練します。

音感のある人はエラーはありえないので、先ずそのラインに立てる様に徹底的に体内の毒(エラー)を外に抽出します。エラーを誘発するゲームによってその人の苦手とするところが浮き彫りにします。

苦手なキーと苦手な音の組合せだけに特化して徹底的に訓練します。リアルタイムで音に反応出来る様になる時、それはそのキーのモチベーションに入り込めた時であり、夢中になれた時です。この音感のある人だけが味わえる夢中な快感が味わえる迄訓練します。

すると考えること無く音感のみ、エラーはあり得ない真のレベルに達します。